債務整理 [事例5]
換金行為を繰り返し、管財事件として破産申立⇒借金480万円が0円に。
60代男性
債務整理方法 | 借金総額 |
---|---|
自己破産 | 480万円⇒0円 |
背景
Aさんは退職後、持病の腰痛が原因で思うような職に就くことができず、自宅で通信販売業を営み始めました。しかし、売上は芳しくなく、生活費不足のため借金をするといった生活が続きました。
そのような折、インターネットで「クレジット枠を現金化しませんか」という触れ込みのサイトを発見しました。すぐさま現金が手に入る換金行為に魅せられ、Aさんはすぐに連絡を取り、商品券をクレジット決済で購入して現金化するという行為を何度か繰り返しました。
しかし、すぐにカード枠が一杯となってしまい、それ以上の借入をすることができなくなったAさんは、困り果てて当事務所へご相談にいらっしゃいました。
対応
ご依頼後、Aさんから事情を伺ったところ、換金行為があったため管財事件で受任しました。その後、①Aさんの換金率は97%であり、著しく不利益な条件で換金したわけではなかったこと、合わせて、②換金行為したことについてAさんが深い反省の態度を示していることなども、管財人や裁判所へ伝えました。
結果
前述に関する弁護士からのアピールが功を奏し、管財人や裁判所の理解を得ることができました。結果、裁量免責ということで無事にAさんの借金480万円は全額免除されました。
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