債務整理 [事例6]
個人再生手続にて申立、継続的な収入確保を主張⇒借金が1/5に減額
60代男性
債務整理方法 | 借金総額 | 毎月の返済額 |
---|---|---|
個人再生 | 550万円⇒110万円に減額 | 15万円⇒3万3000円 |
背景
Aさんは長年勤務していた会社を退職、その後、転職活動をしましたが年齢がネックとなり、なかなか再雇用先が見つかりませんでした。
そのため、生活費不足を賄うため、借金を重ねるようになり、気付いたら総額550万円にまで膨れ上がっていました。
Aさんは「今住んでいるマイホームだけは、家族のためにも何とか残したい」と思い、当事務所へ借金解決のご相談にいらっしゃいました。
対応
「自宅を何とか残したい」というAさんのご要望を叶えるためにも、個人再生手続で依頼をお受けしました。Aさんも、「借金総額が圧縮され、毎月の返済額が減るのであれば何とか返していけそうだ」とのことで、手続を進めていくことになりました。
ご依頼後、「今後も収入が得られそうか」という点を裁判所にアピールすべく、さまざまな点について調査し、検討しました。
結果、①Aさんの再雇用先には定年制度がないこと、②Aさんは転職したものの前職と同業種であるため長く勤務できる可能性が高いこと、③家族の金銭的フォローが受けられること、これらの点をアピールできることが分かり、裁判所へ主張しました。
結果
個人再生手続にて裁判所へ申立てました。結果、認可決定が下り、約550万円あったAさんの借金は110万円にまで減額され、毎月の返済額も1/5くらいに減りました。
こうしてAさんはご自宅を失うことなく、借金問題を解決させることができました。
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